w – ログイン中ユーザーの稼働状況を表示するコマンド

ログ取得
スポンサーリンク

w コマンドは、現在システムにログインしているユーザーと、その実行中プロセス・稼働状況を一覧表示するコマンドです。
実務では、誰がログインして何を実行しているか、どの端末がアイドル状態かを確認する際に利用されます。

構文(Syntax)

w [オプション] [USER]

主なオプション一覧

オプション説明使用例
(なし)全ユーザーのログイン状況とプロセスを表示w
-hヘッダー行を表示しないw -h
-s簡易表示(稼働時間などを省略)w -s
-fリモートホスト情報の表示/非表示を切り替えw -f
USER特定ユーザーの稼働状況のみ表示w alice

実行例

全ユーザーの稼働状況を表示

w

出力例:

 10:30:21 up  2:15,  3 users,  load average: 0.10, 0.08, 0.05
USER     TTY      FROM           LOGIN@   IDLE   JCPU   PCPU WHAT
alice    tty2     :0             09:00    1:20   0.10s  0.05s gnome-session
bob      pts/0    192.168.1.20   09:15       .   0.05s  0.02s bash
charlie  pts/1    203.0.113.5    09:40       5   0.01s  0.01s sshd: charlie@pts/1

簡易表示

w -s

出力例:

USER     TTY      FROM           IDLE WHAT
alice    tty2     :0             1:20 gnome-session
bob      pts/0    192.168.1.20     .  bash

ヘッダーを非表示

w -h

出力例:

alice    tty2     :0             09:00    1:20   0.10s  0.05s gnome-session
bob      pts/0    192.168.1.20   09:15       .   0.05s  0.02s bash

特定ユーザーの稼働状況を表示

w alice

出力例:

USER     TTY      FROM           LOGIN@   IDLE   JCPU   PCPU WHAT
alice    tty2     :0             09:00    1:20   0.10s  0.05s gnome-session

エラー例(存在しないユーザー指定)

w unknown

出力例:

(no output)

関連コマンド

  • who : ログイン中のユーザーを表示
  • users : ログイン中ユーザー名のみを表示
  • last : 過去のログイン履歴を表示
  • uptime : システムの稼働時間とロードアベレージを表示

備考

  • w/var/run/utmp を参照して現在のログイン情報を取得します。
  • 表示される load average はシステムの平均負荷を表します。
  • 一般ユーザーでも利用可能ですが、他ユーザーの実行中コマンド表示は権限に依存する場合があります。

参考

スポンサーリンク
Bash玄

はじめまして!Bash玄です。

エンジニアとしてシステム運用に携わる中で、手作業の多さに限界を感じ、Bashスクリプトを活用して業務を効率化したのがきっかけで、この道に入りました。「手作業は負け」「スクリプトはシンプルに」をモットーに、誰でも実践できるBashスクリプトの書き方を発信しています。

このサイトでは、Bashの基礎から実践的なスクリプト作成まで、初心者でもわかりやすく解説しています。少しでも「Bashって便利だな」と思ってもらえたら嬉しいです!

# 好きなこと
- シンプルなコードを書くこと
- コマンドラインを快適にカスタマイズすること
- 自動化で時間を生み出すこと

# このサイトを読んでほしい人
- Bashに興味があるけど、何から始めればいいかわからない人
- 定型業務を自動化したい人
- 効率よくターミナルを使いこなしたい人

Bashの世界に一歩踏み出して、一緒に「Bash道」を極めていきましょう!

Bash玄をフォローする

コメント