nproc コマンドは、現在の環境で利用可能なプロセッサ(CPUコア)の数を表示 するコマンドです。
並列処理を行うプログラムや make -j のジョブ数指定などでよく使われます。
構文(Syntax)
nproc [オプション]
主なオプション一覧
| オプション | 説明 | 使用例 |
|---|---|---|
| (なし) | 利用可能なCPU数を表示 | nproc |
--all | システム上のすべてのCPU数を表示 | nproc --all |
--ignore=N | 指定数のCPUを無視して残りを表示 | nproc --ignore=2 |
実行例
利用可能なCPU数を確認
nproc
出力例:
8
すべてのCPU数を表示
nproc --all
出力例:
8
2個のCPUを無視して表示
nproc --ignore=2
出力例:
6
スクリプトで利用(並列ジョブ数の設定)
make -j$(nproc)
→ CPU数に応じて自動的に並列コンパイル
エラー例(存在しないオプション)
nproc --xyz
出力例:
nproc: unrecognized option '--xyz'
Try 'nproc --help' for more information.
関連コマンド
lscpu: CPUの詳細情報を表示cat /proc/cpuinfo: CPUコア情報を確認top/htop: CPU使用状況をリアルタイム監視taskset: プロセスのCPU割り当てを制御
備考
nprocは GNU Coreutils に含まれており、多くの Linux ディストリビューションで標準搭載されています。--ignoreは並列処理の負荷を抑えたい場合に便利です。- コンテナ環境(Docker など)では、割り当てられた CPU 数が反映されるため、リソース制御に役立ちます。
参考
- manページ: man7.org nproc(1)
- GNU Coreutils: https://www.gnu.org/software/coreutils/

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