halt コマンドは、Linuxシステムを即座に停止させるためのコマンドです。
CPUの処理を停止し、システムを実行不能な状態にします。電源が切れるわけではなく、システムが停止状態に留まることがあります。
構文(Syntax)
halt [オプション]
主なオプション一覧
| オプション | 説明 | 使用例 |
|---|---|---|
| (なし) | システムを停止 | halt |
-f | 強制的に停止(プロセス終了処理を行わない) | halt -f |
-p | システムの電源を切る(power off) | halt -p |
-d | システムログに情報を残さない | halt -d |
実行例
通常のシステム停止
sudo halt
(システムが停止状態になりますが、電源は切れません)
強制停止
sudo halt -f
(プロセスを強制終了し、ただちに停止します。データ消失の危険あり)
電源を切る
sudo halt -p
(システムが停止後、電源がオフになります)
エラー例(root権限なしで実行)
halt
出力例:
halt: Need to be root
関連コマンド
poweroff: システムを停止して電源を切る。reboot: システムを再起動する。shutdown: 指定した時刻にシステムを停止・再起動する。
備考
- 実行には通常
root権限が必要です。 - systemd 環境では
systemctl haltと同等の動作をします。 - 電源がオフにならず「System halted.」と表示される場合は、
halt -pまたはpoweroffを利用します。

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