mkdir(Make Directory)コマンドは、LinuxやmacOSなどのシステムで新しいディレクトリ(フォルダ)を作成するために使用する基本的なコマンドです。本記事では、基本的な使い方から、階層ディレクトリを一括で作成する-pオプションや、パーミッションを同時指定する-mオプションなどの実践的な使い方までわかりやすく解説します。
mkdirコマンドの基本的な使い方
ディレクトリを新規作成するには、コマンドの後に作成したいディレクトリ名を指定します。
mkdir ディレクトリ名
たとえば、testdir という名前のディレクトリを作成する場合は、次のように実行します。
mkdir testdir
作成後は、ls コマンドを実行してディレクトリが正しく作成されたか確認するのが一般的です。
よく使う便利なオプション
mkdir コマンドには、作業効率を上げる便利なオプションがいくつかあります。
-p オプション:階層ディレクトリを一括作成
指定したパスの途中に親ディレクトリが存在しない場合、通常はエラーになりますが、-p オプションを付けると、存在しない親ディレクトリも含めて一気に階層構造を作成できます。
mkdir -p project/src/css
この場合、project や src ディレクトリが存在しなくてもエラーにならず、すべて同時に作成されます。深くネストされたディレクトリ構造を作る際に必須級のオプションです。
-m オプション:パーミッション(権限)を指定して作成
ディレクトリを作成すると同時に、アクセス権限(パーミッション)を指定したい場合は -m オプションを使用します。
mkdir -m 755 newdir
上記の例では、作成される newdir のパーミッションが 755(所有者は読み書き実行可、他は読み取りと実行のみ)に設定されます。
-v オプション:作成結果を表示
ディレクトリが作成された際に、その旨をメッセージとして標準出力に表示します。
mkdir -v testdir
mkdir: created directory 'testdir'
複数ディレクトリの同時作成
スペースで区切って複数のディレクトリ名を指定することで、一度に複数のディレクトリを作成することも可能です。
mkdir dir1 dir2 dir3
これと -p オプションを組み合わせることで、複雑なディレクトリツリーを素早く構築することができます。
まとめ
mkdir コマンドは、Linux環境におけるファイル操作の基本中の基本です。特に -p オプション(階層作成)と -m オプション(パーミッション指定)を使いこなすことで、開発環境のセットアップや初期構築などの作業効率が大きく向上します。ぜひマスターして活用してください。

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