パソコンやサーバーで作業をしていると、数百や数千単位のファイルをまとめて管理したい場面があります。例えば、プロジェクトのソースコードをアーカイブしたいときや、複数のログファイルをひとつに保存しておきたいときです。
そんなときに役立つのが tar と gzip を組み合わせた方法です。ファイルを一つにまとめて圧縮することで、容量を減らしつつ管理や共有を効率化できます。
tarでファイルやフォルダをまとめる
まずはファイルやフォルダをひとつのアーカイブにまとめる方法です。
tar -cvf archive.tar フォルダ名/
-c: 新しくアーカイブを作成-v: 進行状況を表示-f: 出力するファイル名を指定
この例では「フォルダ名/」の中身をすべて archive.tar というファイルにまとめます。
gzipで圧縮して容量を減らす
次に gzip を使って圧縮します。
gzip archive.tar
実行すると archive.tar.gz というファイルが生成され、元の archive.tar は圧縮後のファイルに置き換わります。
まとめて圧縮するショートカット
tarとgzipは組み合わせて一度に実行することもできます。
tar -zcvf archive.tar.gz フォルダ名/
-z: gzipを利用して圧縮
このコマンドひとつでフォルダをアーカイブして圧縮まで完了します。大量のファイルをひとつにまとめて保存するときに便利です。
圧縮ファイルを展開する
圧縮したファイルを取り出すときは次のコマンドを使います。
tar -zxvf archive.tar.gz
-x: 展開(解凍)-z: gzipを利用して解凍
これで archive.tar.gz の中身を元のフォルダ構成のまま展開できます。
実用シーン
- バックアップ:プロジェクトフォルダを丸ごと圧縮して保存
- 共有:複数ファイルをひとつにまとめてメールやクラウドで送信
- アーカイブ:古いログやデータをひとつにして保管
ファイル数が多いと管理が煩雑になりますが、まとめてアーカイブしておけば扱いやすくなります。
まとめ
大量のファイルをまとめて扱いたいときは、tar と gzip を組み合わせるのが効率的です。
tarでファイルをひとつにまとめるgzipで圧縮して容量を削減tar -zcvfで一括処理も可能
ファイルを効率的に整理したい人にとって、必須のテクニックといえるでしょう。

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