echo – テキストや変数を表示するコマンド

コマンドリファレンス

echo コマンドは、指定した文字列や変数の内容を 標準出力(画面やパイプ)に表示 するためのコマンドです。
シェルスクリプト内でのメッセージ表示や、変数展開・改行制御などによく使われます。

構文(Syntax)

echo [オプション] [文字列...]

主なオプション一覧

オプション説明使用例
(なし)指定した文字列をそのまま出力echo Hello
-n改行を付けずに出力echo -n "Hello"
-eエスケープシーケンスを有効化echo -e "Hello\nWorld"
-Eエスケープシーケンスを無効化(デフォルトの場合あり)echo -E "Hello\nWorld"

よく使うエスケープシーケンス(-e 使用時)

  • \n : 改行
  • \t : タブ
  • \\ : バックスラッシュ
  • \" : ダブルクォート
  • \a : 警告音(ベル)

実行例

単純な文字列を出力

echo "Hello World"

出力例:

Hello World

改行なしで出力

echo -n "Hello"
echo " World"

出力例:

Hello World

改行を含めて出力

echo -e "Line1\nLine2\nLine3"

出力例:

Line1
Line2
Line3

タブ文字を使って整形

echo -e "Name\tAge\nAlice\t25\nBob\t30"

出力例:

Name    Age
Alice   25
Bob     30

変数を展開して出力

name="Alice"
echo "Hello, $name"

出力例:

Hello, Alice

エラー例(引数が空)

echo

出力例:

(空行が出力される)

関連コマンド

  • printf : より柔軟なフォーマットで出力
  • cat : ファイル内容を表示
  • read : 入力を受け取る

備考

  • echo はシェルの組み込みコマンドとして実装されることが多く、挙動はシェルや環境によって微妙に異なる場合があります。
    特に -e-n の扱いが bash, dash, zsh などで異なることがあります。
  • POSIX に準拠したスクリプトでは、エスケープ処理が必要な場合は printf の使用が推奨されます。

参考

Bash玄

はじめまして!Bash玄です。

エンジニアとしてシステム運用に携わる中で、手作業の多さに限界を感じ、Bashスクリプトを活用して業務を効率化したのがきっかけで、この道に入りました。「手作業は負け」「スクリプトはシンプルに」をモットーに、誰でも実践できるBashスクリプトの書き方を発信しています。

このサイトでは、Bashの基礎から実践的なスクリプト作成まで、初心者でもわかりやすく解説しています。少しでも「Bashって便利だな」と思ってもらえたら嬉しいです!

# 好きなこと
- シンプルなコードを書くこと
- コマンドラインを快適にカスタマイズすること
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