hexdump – ファイルを16進数表記で表示するコマンド

バイナリダンプ

hexdump コマンドは、ファイルや標準入力の内容を 16進数(hexadecimal)形式ASCII 形式 で表示するコマンドです。
実務では、バイナリファイルの中身を確認したり、デバッグやデータ解析に利用されます。

構文(Syntax)

hexdump [オプション] [FILE...]

主なオプション一覧

オプション説明使用例
(なし)16進数で出力(簡易形式)hexdump file.bin
-C16進数とASCII文字を併記(よく使われる)hexdump -C file.bin
-n N先頭 N バイトだけを表示hexdump -n 64 file.bin
-s N先頭から N バイトをスキップして表示hexdump -s 16 file.bin
-v同じ行が続いても省略せず表示hexdump -v file.bin
-e FORMAT独自の出力形式を指定hexdump -e '16/1 "%02X " "\n"' file.bin
-f FORMATFILEフォーマットファイルを指定して出力hexdump -f format.txt file.bin

実行例

バイナリファイルを16進数で表示

hexdump file.bin

出力例(例示):

0000000 4865 6c6c 6f20 776f 726c 640a
000000c

16進数とASCIIを併記

hexdump -C file.bin

出力例:

00000000  48 65 6c 6c 6f 20 77 6f  72 6c 64 0a              |Hello world.|

先頭64バイトのみ表示

hexdump -n 64 -C file.bin

16バイト目から表示

hexdump -s 16 -C file.bin

重複行を省略せずに出力

hexdump -v file.bin

独自フォーマットで表示(16進大文字)

hexdump -e '16/1 "%02X " "\n"' file.bin

出力例:

48 65 6C 6C 6F 20 57 6F 72 6C 64 0A

エラー例(存在しないファイルを指定)

hexdump missing.bin

出力例:

hexdump: missing.bin: No such file or directory

関連コマンド

  • xxd : バイナリを16進数・ASCIIで表示(逆変換も可能)
  • od : バイナリを8進数や16進数で表示(hexdumpの下位互換的コマンド)
  • strings : バイナリから文字列を抽出
  • file : ファイルの種類を判定

備考

  • -C オプションはデバッグで最もよく使われる形式(hex + ASCII 表示)。
  • hexdumpod と同系統のツールであり、出力フォーマットを細かく指定可能。
  • 巨大ファイルを扱う際には -n-s を活用して必要な部分だけ確認すると効率的。

参考

Bash玄

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エンジニアとしてシステム運用に携わる中で、手作業の多さに限界を感じ、Bashスクリプトを活用して業務を効率化したのがきっかけで、この道に入りました。「手作業は負け」「スクリプトはシンプルに」をモットーに、誰でも実践できるBashスクリプトの書き方を発信しています。

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