WordPressを運営していると、バックアップの重要性を痛感する瞬間があります。
アップデートやテーマ変更で不具合が出たり、サーバートラブルでデータが消えたり…。
私も一度、復元に苦労した経験から「定期的なバックアップは絶対必要」と強く感じました。
プラグインでバックアップを取る方法もありますが、私はできるだけシンプルに、サーバーで wp-cliを使ったバックアップ&エクスポート を定期実行する方法を取り入れています。
バックアップの基本方針
WordPressサイトを守るためには、以下2つを押さえておくのがベストです。
- データベースのバックアップ(記事・設定・ユーザー情報など)
- ファイルのバックアップ(テーマ・プラグイン・アップロード画像など)
これらをセットで確保しておくことで、ほぼ完全に復元できます。
データベースのバックアップ
wp-cliには wp db export でデータベースをエクスポートする機能があります。
wp db export backup-$(date +%Y%m%d).sql
backup-20250821.sqlのように日付入りで保存される- gzip圧縮を加えるとさらに軽量化できる
wp db export - | gzip > backup-$(date +%Y%m%d).sql.gz
このSQLファイルがあれば、wp db import で復元可能です。
ファイルのバックアップ
WordPressのファイル群は wp-content ディレクトリを押さえれば大丈夫です。
tar -czf wp-content-$(date +%Y%m%d).tar.gz wp-content
- テーマ・プラグイン・画像アップロードをまとめて保存
- サイト全体を取るなら
.を指定してルートからまとめる
tar -czf site-$(date +%Y%m%d).tar.gz .
定期実行(cronジョブ)
手動でもできますが、やはり定期的に自動化するのが安心です。
例えば「毎日深夜3時にDBとファイルを保存する」cronジョブは以下のように設定します。
0 3 * * * cd /var/www/html && wp db export - | gzip > /backup/db-$(date +\%Y\%m\%d).sql.gz
30 3 * * * cd /var/www/html && tar -czf /backup/wp-content-$(date +\%Y\%m\%d).tar.gz wp-content
/backupはバックアップ専用ディレクトリ- 外部ストレージ(S3やGoogle Drive)に転送しておくとさらに安心
実際に運用してみて
私はこの仕組みを導入してから「いつでも復元できる」という安心感が得られました。
以前は「万が一壊れたらどうしよう…」と不安でしたが、バックアップを自動化してからはサイト運営に集中できています。
ただし一度バックアップを取って満足するのではなく、実際にリストアのテストをすることも大切です。
動作確認しておくことで、いざというときに慌てずに済みます。
まとめ
wp db exportでデータベースを保存tarで wp-content をまとめて圧縮- cronジョブで自動化すれば運用が安心
- 外部ストレージ連携や復元テストも忘れずに
WordPressのバックアップは「取っているつもり」ではなく「いつでも戻せる状態」にしておくことが重要です。
wp-cliを使えば、軽量かつ柔軟に仕組みを作れるので、ぜひ試してみてください。

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