端末・シェル

グロブ/パターン

mapfile – 標準入力を配列に読み込む(bash組み込み・別名 readarray)

mapfile は標準入力(またはFD)から読み取った各レコードを配列に格納する Bash の組み込みコマンドです(別名:readarray)。デリミタ(既定は改行)や読み取り件数、スキップ件数、コールバックなどを細かく制御できます。実務で...
グロブ/パターン

shopt – シェルの動作オプションをオン/オフする(bash組み込み)

shopt は Bash の「シェル固有オプション」を有効化/無効化するための組み込みコマンドです。グロブ(* など)の挙動やエイリアス展開、履歴の扱い等を細かく制御できます。実務では、globstar による再帰グロブ、extglob に...
パラメータ展開

getopt – 外部コマンドでオプションを正規化・整形する

getopt はコマンドライン引数から短い(-a)および長い(--alpha)オプションを解析し、シェルが扱いやすい形に整形して出力する外部コマンドです。eval set -- "$(getopt ...)" と組み合わせて安全に引数処理を...
パラメータ展開

getopts – ショートオプションを安全に解析する(シェル組み込み)

概要getopts はシェルスクリプト内で -a や -b value のような「短いオプション」を安全に解析するための組み込みコマンドです。位置パラメータ($@)から順に読み取り、対応する変数やエラー処理を行います。実務では、引数チェック...
環境変数

source – 現在のシェルでファイルのコマンドを実行する

source は指定したファイル内のコマンドを「新しいシェルを起動せずに」現在のシェル環境でそのまま実行します。環境変数や関数、カレントディレクトリの変更などが呼び出し元のシェルに反映されます。実務では、プロジェクト用の初期化スクリプトやシ...
環境変数

declare – 変数の宣言と属性付与を行う(Bash組み込み)

declare は Bash の組み込みコマンド で、変数の作成・初期化や配列/連想配列の宣言、読み取り専用化、整数属性、環境変数へのエクスポートなどの属性付与を行います。関数内でのスコープ指定(-g)や参照変数(-n)など、Bash特有の...
環境変数

pyenv – Python バージョン管理ツール

pyenv は、複数の Python バージョンを簡単にインストール・切り替えできるツールです。開発環境ごとに異なる Python バージョンを使い分けたい場合や、特定プロジェクトに専用のバージョンを設定したいときに利用されます。構文(Sy...
端末・シェル

sh – POSIX 標準シェル

sh は、Unix 系システムで利用される 標準シェル (Bourne Shell) を指します。POSIX に準拠した基本的なコマンド解釈・スクリプト実行環境であり、シンプルなスクリプトの移植性を高めるために使われます。Linux では実...
端末・シェル

bash – GNU Bourne-Again SHell

bash は、Linux や macOS をはじめ多くの Unix 系 OS で標準的に利用されているシェル環境です。コマンド実行、スクリプト作成、変数や関数の利用、制御構文などをサポートし、システム管理や開発で幅広く使われています。構文(...
端末・シェル

zsh – Z Shell(拡張されたシェル環境)

zsh は Bourne Shell (sh) 互換の Unix シェルであり、強力な補完機能・テーマ・プラグイン管理などが特徴です。インタラクティブシェルとしてもスクリプト実行環境としても利用できます。bash の上位互換的に使われること...
リポジトリ管理

git reset – コミットやステージを取り消すコマンド

git reset コマンドは、HEAD(現在の参照)を指定した状態に戻し、ステージングエリアや作業ツリーを取り消すためのコマンドです。コミットのやり直しや、ステージした変更を外すときに利用されます。構文(Syntax)git reset ...
リポジトリ管理

git rebase – コミット履歴を付け替えるコマンド

git rebase コマンドは、あるブランチの変更を別のブランチの先頭に付け替えるためのコマンドです。履歴を整理して直線的にすることで、ログを見やすく保ちたいときに利用されます。構文(Syntax)git rebase [オプション] <...
リポジトリ管理

git log – コミット履歴を表示するコマンド

git log コマンドは、Git リポジトリのコミット履歴を表示するためのコマンドです。誰が、いつ、どのようなメッセージでコミットしたかを確認するのに利用されます。構文(Syntax)git log [オプション]主なオプション一覧オプシ...
環境変数

export – 環境変数の設定/確認/削除のコマンドの使い方

export は 「シェル変数を子プロセスに引き継いで使える“環境変数”にする」 ためのコマンドです。PATH の追加、APIキーの受け渡し、ビルドスクリプトや Docker/CI の設定など、日常の開発・運用で頻出します。本記事では 設定...
環境変数

unset – シェル変数や環境変数を削除するコマンド

unset コマンドは、シェルに設定されている変数や関数を削除するためのコマンドです。環境変数をクリアしたいときや、スクリプト内で一時的に定義した変数を無効化するときに利用されます。構文(Syntax)unset [オプション] 変数名主な...