gcc – GNU C コンパイラ

ビルド

gcc コマンドは、GNU Compiler Collection の C コンパイラを利用してソースコードをコンパイルするためのコマンドです。
C 言語のプログラムを実行可能なバイナリに変換するほか、オプションにより警告表示、最適化、デバッグ用情報の付与などを行えます。

構文(Syntax)

gcc [オプション] <ソースファイル>... -o <出力ファイル>

主なオプション一覧

オプション説明使用例
-o <file>出力ファイル名を指定gcc main.c -o main
-cコンパイルのみ行いオブジェクトファイルを生成gcc -c main.c
-Wall一般的な警告をすべて有効化gcc -Wall main.c -o main
-Werror警告をエラーとして扱うgcc -Werror main.c
-O0 / -O1 / -O2 / -O3最適化レベルを指定gcc -O2 main.c -o main
-gデバッグ情報を付加gcc -g main.c -o main
-std=c99 など準拠する C 標準を指定gcc -std=c11 main.c -o main
-I<dir>インクルードディレクトリを追加gcc -I./include main.c -o main
-L<dir>ライブラリディレクトリを追加gcc -L./lib main.c -lmylib -o main
-l<name>ライブラリをリンクgcc main.c -lm

実行例

シンプルなコンパイル

gcc hello.c -o hello
./hello

複数ファイルをコンパイル

gcc main.c util.c -o program

オブジェクトファイルを生成してリンク

gcc -c main.c
gcc -c util.c
gcc main.o util.o -o program

デバッグ情報を付加

gcc -g main.c -o main
gdb ./main

最適化してコンパイル

gcc -O2 main.c -o main

標準規格を指定

gcc -std=c11 main.c -o main

数学ライブラリをリンク

gcc calc.c -lm -o calc

エラー例(ソースが存在しない場合)

gcc notfound.c -o test

出力例:

gcc: error: notfound.c: No such file or directory
gcc: fatal error: no input files
compilation terminated.

関連コマンド

  • g++ : C++ のコンパイラ。
  • make : ビルドを自動化するツール。
  • ld : リンカ。

備考

  • gcc は GNU Compiler Collection の一部で、C 言語を中心に多言語をサポート。
  • 多くの Linux ディストリビューションに標準で含まれており、開発環境の基本。
  • 最適化オプションや警告オプションを活用することで、より安全で高速なプログラムを生成できる。

参考

Bash玄

はじめまして!Bash玄です。

エンジニアとしてシステム運用に携わる中で、手作業の多さに限界を感じ、Bashスクリプトを活用して業務を効率化したのがきっかけで、この道に入りました。「手作業は負け」「スクリプトはシンプルに」をモットーに、誰でも実践できるBashスクリプトの書き方を発信しています。

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# 好きなこと
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