fd コマンドは、find の代替として開発されたシンプルで高速なファイル検索ツールです。
検索結果をカラー表示し、デフォルトで .gitignore を考慮するため、開発環境でのファイル検索に便利です。
構文(Syntax)
fd [オプション] [パターン] [検索ディレクトリ...]
主なオプション一覧
| オプション | 説明 | 使用例 |
|---|---|---|
| (なし) | カレントディレクトリ以下でパターンを検索 | fd main |
<パターン> | 名前に一致するファイル・ディレクトリを検索 | fd config |
<ディレクトリ> | 検索するルートディレクトリを指定 | fd log /var |
-t f | ファイルのみ検索 | fd -t f main |
-t d | ディレクトリのみ検索 | fd -t d src |
-t l | シンボリックリンクのみ検索 | fd -t l |
-e EXT | 拡張子を指定して検索 | fd -e rs |
-g PATTERN | glob パターンで検索 | fd -g "*.md" |
-H | 隠しファイル・ディレクトリも対象にする | fd -H config |
-I | .gitignore を無視して検索 | fd -I node_modules |
-x CMD | 見つかったファイルに対してコマンドを実行 | fd -e jpg -x rm |
実行例
ファイル名に “main” を含むものを検索
fd main
出力例:
src/main.rs
tests/main_test.rs
ディレクトリのみ検索
fd -t d src
出力例:
src
src/components
.rs ファイルを検索
fd -e rs
出力例:
src/lib.rs
src/main.rs
隠しファイルも検索対象にする
fd -H config
.gitignore を無視して検索
fd -I build
画像ファイルを削除
fd -e jpg -x rm
エラー例(パターンに該当なし)
fd notfound
出力例:
(何も表示されない)
関連コマンド
find: 従来のファイル検索コマンド。rg(ripgrep) : 高速な全文検索コマンド。ls: ディレクトリ内のファイル一覧を表示。
備考
fdは Rust 製のコマンドで、fd-findという名前でパッケージ提供されることがあります(Debian/Ubuntu ではfd-find、コマンド名はfdfind)。.gitignoreを自動で考慮するため、開発環境で不要なファイルを検索から外せる点が便利です。findよりシンプルなインターフェースで高速に動作します。

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