afplay – macOS 用オーディオ再生コマンド

音声再生

afplay は macOS に標準搭載されている、音声ファイルをコマンドラインから再生するためのシンプルなコマンドです。
mp3 / wav / aac など CoreAudio が対応するフォーマットを再生できます。

構文(Syntax)

afplay [オプション] <ファイル>

主なオプション一覧

オプション説明使用例
<file>再生する音声ファイルを指定afplay music.mp3
-t <秒>再生する時間を指定(秒数)afplay -t 10 music.mp3
-r <倍率>再生速度を変更(例: 2.0 で2倍速)afplay -r 2.0 music.mp3
-v <音量>音量を指定(0.0〜1.0)afplay -v 0.5 music.mp3
-q <品質>出力品質を指定(0=高品質, 1=低品質)afplay -q 1 music.mp3

実行例

音声ファイルを再生

afplay song.mp3

最初の 10 秒だけ再生

afplay -t 10 song.mp3

2倍速で再生

afplay -r 2.0 song.mp3

音量を半分にして再生

afplay -v 0.5 song.mp3

低品質モードで再生

afplay -q 1 song.mp3

エラー例(存在しないファイル)

afplay notfound.mp3

出力例:

Audio file open failed

関連コマンド

  • afconvert : CoreAudio 対応形式への変換コマンド。
  • say : テキストを音声合成で読み上げる macOS コマンド。
  • ffplay : ffmpeg パッケージに含まれる再生ツール。

備考

  • afplaymacOS 専用 コマンドであり、Linux や Windows には存在しません。
  • バックグラウンドで再生したい場合は afplay file.mp3 & のように実行可能です。
  • シェルスクリプトで効果音や通知音を鳴らす用途にもよく使われます。

参考

Bash玄

はじめまして!Bash玄です。

エンジニアとしてシステム運用に携わる中で、手作業の多さに限界を感じ、Bashスクリプトを活用して業務を効率化したのがきっかけで、この道に入りました。「手作業は負け」「スクリプトはシンプルに」をモットーに、誰でも実践できるBashスクリプトの書き方を発信しています。

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