tty コマンドは、現在のシェルがどの端末(ターミナルデバイス)に接続されているかを表示するコマンドです。
スクリプトやログイン環境で、実行中の端末を確認したいときに利用されます。
構文(Syntax)
tty [オプション]
主なオプション一覧
| オプション | 説明 | 使用例 |
|---|---|---|
| (なし) | 現在の端末デバイスファイルを表示 | tty |
-s | サイレントモード(端末なら 0、そうでなければ 1 を返す) | tty -s && echo "on terminal" |
実行例
現在の端末を確認
tty
出力例:
/dev/pts/0
サイレントモードで端末確認
tty -s && echo "running in terminal"
出力例:
running in terminal
パイプで実行(端末ではない場合)
echo "test" | tty
出力例:
not a tty
エラー例(無効なオプション)
tty -x
出力例:
tty: invalid option -- 'x'
Try 'tty --help' for more information.
関連コマンド
who: ログインしているユーザーと端末を表示する。w: ログインユーザーと実行中のプロセスを表示する。ps: プロセス情報を表示し、端末との関連を確認できる。
備考
- 出力は通常
/dev/ttyNや/dev/pts/Nの形式になります。 - スクリプト内で実行環境が対話端末かどうかを確認する用途によく使われます。
ttyは GNU coreutils に含まれています。
参考
- manページ: https://man7.org/linux/man-pages/man1/tty.1.html
- GNU Coreutils公式: https://www.gnu.org/software/coreutils/

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